岐阜県 鉄骨造2階建 109坪
この建物は、自家製のパンやケーキの販売店と、レストランが一緒になった店舗です。
商業施設も一般の建築同様、クライアントの要求や美意識、周囲の街並みなどが、計画を決定していく上での大きな要因となります。ただ、他の建築と違い「流行らなければならない。」という点が、非常に重要な要素となってきます。街並みにあった美しい店舗も、お客が入らなければ意味がありません。もちろん、飲食店の場合であれば、その味と値段、場所、サービスなどが、集客力を決定する一番大きな要因です。ただ、その店の雰囲気が重要である事に変わりはありません。
この店には節のあるゴツゴツしたムクの木と、土壁の様な荒々しい左官材が使われています。素朴な暖かさが外にも伝わり、家族づれが気軽に入れる雰囲気を作り出しています。