お・納まり(3)2020.03.17

建築のある部分の「納まり」を評価する時、そこには3つの基準があると思います。 先ずはその「性能」についてです。例えば、屋根と雨樋の取り合い部分の「納まり」でいえば、ちゃんと雨を受けるか、漏れないか、耐久性はあるか、といっ ...続きを読む

お・納まり(2)2020.03.17

「納まり」は「~部分断面詳細図」といった名前の実施図面によって、その部分を切断した断面を図面化する方法で表現されます。例えば「サッシと外壁の納まり」であれば、サッシが外壁と繋がっている部分を切断したとして、その断面を図面 ...続きを読む

お・納まり2018.03.25

「納まり」 僕のような仕事に携わっていると、必ずこの言葉を使います。 多い時は日に何十回も使っているかもしれません。 「例の件は何とか納まりがついた。」「この大きな荷物が納まった。」「納まり」は本来、物や物事がうまく片付 ...続きを読む

え・縁側(4)2018.02.09

僕が設計してきた住宅には、ほとんどにこの縁側的な空間があります。 その中でも自邸と蓼科の山荘のそれは、内部的性格の強いものと外部的性格の強いものの両極端かもしれません。 この中間領域はそこがどれだけ外部に閉じているかー高 ...続きを読む

え・縁側(3)2018.02.02

くれ縁(内縁)は作った事がありませんが、濡れ縁(外縁)は今までにたくさん作ってきました。 くれ縁、濡れ縁、ウッドデッキ、ベランダ、バルコニー、それらの厳格な違いはさておき、外部と内部との中間領域でもあるこの場所は僕が建築 ...続きを読む

え・縁側(2)2018.01.20

縁側のルーツは平安時代の「廂の間」である、そんな事を何かで読んだことがあります。 寝殿造りの「母屋」という中央空間の周囲を囲むスペース、それが「廂の間」です。この当時は母屋も含め床は全て板張りだったのですが、これが長い建 ...続きを読む

え・縁側2018.01.12

部屋の外側にある廊下のような板張りの空間、それが「縁側」です。 「縁側」という言葉を聞く事は、僕の日常ではあまりなくなってきました。そして、「縁側」そのものを見ることも少なくなってきました。 自分で設計する住宅にこのスペ ...続きを読む

う・美しさ (3)2017.11.17

「美しさ」「美」について客観的に語ろうとすると、その領域はあまりに膨大です。 「美」がその対象そのものの中にあるのか、それとも自分の心の中にあるのか、そんな哲学的な問から考え始めなければならないかもしれません。 他にも、 ...続きを読む

う・美しさ (2)2017.11.08

昔から僕はセンスの良い方ではなかったと思います。 この「建築」の仕事に関わらなければ、今でもそうだったと思います。否、今も本質的にセンスは良くないかもしれません。 ただ、「美しさ」を見る目は普通の人よりは持っているつもり ...続きを読む

う・美しさ2017.10.30

美しさ(美)について語るなど、あまりにテーマが大きすぎるとは思いましたが、僕自身の若き日の思い出として少しだけこの事に触れてみたいと思います。 僕が始めて実際の住宅を設計したのは20代の後半でした。もちろん、設計事務所の ...続きを読む

い ・ 家 (2)2017.10.13

「家型」という図像は古くから多くの建築家にとって特別な意味を持ってきたと思います。 合理的な形態、イマジネーションの源泉、慣習の象徴、引用するための記号、それに対する係わり方は一人一人皆違っているかもしれません。 ただ、 ...続きを読む

い ・ 家2017.10.07

「家」という言葉には、建物や家屋、建築物といった言葉にはない様々なイメージや意味の衣がまとわり付いています。 それは、「建物」や「家屋」等の言葉が住むための器そのものの物質性を表すのに対し、「家」は器だけでなく、家族、家 ...続きを読む

あ ・ 明かり (4)2017.09.07

間接照明は雰囲気のある空間を作り出してくれます。ただ、それはどこか「虚飾に満ちた空間」という気がするのです。 間接照明をさんざん使いながらこんな事を言うのもどうかとは思うのですが、それが正直な心の声なのです。 光源からの ...続きを読む

あ ・ 明かり (3)2017.08.27

僕は素朴な明かり(照明)が好きです。 シンプルなフロアースタンド、壁に取り付いた裸電球、虚飾のないペンダント。 これらの明かりは素朴で、ひょっとすると「チープ」かもしれませんが、「豊か」です。 そんな豊かな光(明かり)に ...続きを読む

あ ・ 明かり (2)2017.07.24

明かり(照明)は夜の空間を演出する最も強力な装置と言えるかもしれません。 天井から吊るされた1灯の裸電球、壁に取り付けられたアッパーライト、床に置かれたフロアースタンド等々。 それらからの光が夜の空間を劇的に変化させます ...続きを読む

あ ・ 明かり2017.07.15

「あいうえお順のコラム」第一回目の「あ」は「明かり」について書いてみます。 「明かり」は建築にとって、とても重要な要素です。 建築を視覚芸術という側面から捉える時、「光」が絶対に欠かせない要素である事は誰にでもわかる事で ...続きを読む

あいうえお順のコラム2017.07.07

筆不精   夫婦揃ってのこの性癖(?)のため、ブログがいつも滞っています。 日々の些細な事を書くのもこの有様なのに、建築について多少なりとも内容のある事を書く等、とても続けられる訳がありませんでした。 最初の頃は頑張って ...続きを読む

法隆寺2015.11.13

「法隆寺金堂壁画 科学調査へ」 そんな記事が昨日の朝日新聞に朝刊の一面トップで出ていました。一面トップにする程の記事なのか、そう訝りながら読み始めましたが、どうも朝日新聞社肝いりのプロジェクトのようです。 66年前の1月 ...続きを読む