RC造の内科医院の改築です。改造費が掛かるX線室はそのまま残し、他の部分は全て刷新しました。
年配の患者さんが多い事を考慮し、明るく清潔感があるなかにも、暖かく落ち着いた雰囲気が出せないかと考えました。床は床暖対応の堅木フローリング、壁・天井は僅かにベージュがかった白色の塗り壁になりました。工事中は同じフロアーに仮診療スペース、上階には住居があったため、施工的に色々な制約もありましたが、クライアントの方々のご協力により無事工事が完成しました。
音響に造詣の深いクライアントが自ら選ばれてきたスピーカー。そこからの優しい音色が、待合スペースを満たしてくれそうです。