先日、息子と2人で県美術館へ展覧会を鑑賞してきました。
コレクション展だったので、国内外の著名な現代美術作家の作品を数多く観る事ができました。こういった場合、学芸員の方の解説を聞きながら、一緒に観覧すると理解が深まって良いのですが、子連れだとそれも難しく、今回は自分の勝手な妄想で作品を楽しんできました。(笑)
以前なら、作家の意図を出来るだけ忠実に理解したいと強く思っていたのですが、自分自身、随分変わりました。と言うか、今は変わらざるを得ない状況に置かれています。。。
変わったといえば、今回の展覧会で一番驚いたのが、作品が撮影できるという事でした。
写真は子ども達に人気のあった作品です。見切れていますが、内部も精巧にできたエレベーターが2台並んでいます。『チン』と、音を響かせて、2台の扉が連動して時間差で開いたり、閉じたりする様子に子ども達は釘付けです。『どこへ行くの⁉︎』息子は頻りに聞いてきました。『上かな?下かな?』と、とぼける母に痺れをきらして、学芸員さんの元へ駆けていき『どこに行くんですか?』と、質問していました。その後もずっと離れず鑑賞?観察し続け、さぞやイマジネーションが膨らんだのではないでしょうか。
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