成虫

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吹く風が冷たく感じ夏の終わりを感じる時期になりました。今日は4月にブログに登場した5匹のカブトムシの幼虫達のその後をお伝えします。

息子が名付けた”かぶとくん” ”さむ” ”はなちゃん”は6月に皆一斉に蛹化しました。息子が名付けた通りに”かぶとくん” ”さむ” はオス。”はなちゃん”はメスでした。蛹になるとオスはツノが伸びてきてわかります。通常、幼虫の時に土の中で蛹室を作り、蛹になり羽化し成虫になって出てくるまで、性別を知る事はないのですが、土のコンディションが悪かったのか、みな土の上で蛹になってしまいました。ようやく幼虫に慣れて愛着の湧いてきた頃、まだ土の上にいるから蛹になるのもまだ先だと油断していた矢先、突然に土の上でかりんとうの様なカリっと揚がった蛹になっていた驚きを、どういえば伝わるでしょうか。。。慌てて人口蛹室を作り、仕事中の夫に頼み込み、蛹達を人口蛹室に移動して貰いました。しかし、6月に中旬に羽化する予定がいつまで経っても羽化できずに、後から蛹化した”まるちゃん”(オス) ”としおかぶと”(メス)が羽化し、お亡くなりになったのだと察しました。息子は大いに悲しむかと思いきや、成虫になった”まるちゃん” ”としおかぶと”にもう夢中で『あっそうなの』という感じです。私は死なせてしまった事と蛹になった姿を『ひぃぃっ』となって、受け入れてやれなかった事が未だに胸の奥に鉛の玉となってありますが。悲しむ私に息子が『大丈夫。メスがいっぱい卵を産んでくれるからね!』と、声を掛けてくれました。

”としおかぶと”はメスだった為、”としこさん”に改名しました。この”としこさん” 実は一番遅く蛹化した為、家族を心配させていたのですが、成虫になると凄く元気でガツガツしていて、オスの”まるちゃん”を圧倒するぐらい生命力に溢れていました。息子はこの”としこさん”が大のお気に入りで私が『オスとメスどっちが好き?』と質問すると『メス!だっていっぱい卵を産むでしょ!』との事。その2匹も7月に亡くなりました。その後、引越しするお友達のカブトムシを3匹頂き、”2代目としこさん””めすこ””おすおさん”と名付けて飼い、”おすおさん”も先日亡くなり、今は2匹のメス達が残された夏を精一杯生きてます。メス強し!

写真はありし日の”としこさん”です。

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