お・納まり

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「納まり」 僕のような仕事に携わっていると、必ずこの言葉を使います。
多い時は日に何十回も使っているかもしれません。

「例の件は何とか納まりがついた。」「この大きな荷物が納まった。」「納まり」は本来、物や物事がうまく片付く時、落着する時に使われる言葉です。
ただ、建築で使う時にはその意味がちょっと違います。建築において「納まり」は異なる部材と部材をどのように納めるかー繋いでいくかーといった時に使います。例えば天井材と廻り縁と壁材、壁材と巾木と床材、外壁とサッシ、屋根と雨樋等々...異なる部材どうしをどのような形で繋いでいくかー接合していくかーという時に使うのです。
「壁と天井の納まりはどうしようか?廻り縁を入れようか?トン付けにしようか?壁目透かしにしようか?天井目透かしにしようか?」といった具合です。
部材どうしがぶつかり合う所では必ずそれをどう納めるかーどう繋ぎ合わせるかーを決めなくてはいけません。この「納まり」は建築を作る上で非常に重要な要素なのです。

平面や立面等の基本的な計画が大きな骨格とすれば、それを肉付けするのが「納まり」といえるかもしれません。

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