先日、雪山へ行ってきました。 雪の降る中、平日に出掛けた事もあって人もまばら.. 新雪を求めて、上へ上へと向かったのですが、 視界不良で山頂付近のリフトに乗ると数メートル先が見えない 何だかキャトルミューティレーションの様な、 どこか知らない世界に連れていかれてしまう様な、、そんな不思議な体験でした。 山頂に着くとそこはモノクロの美しい世界 ほぼ貸し切り状態で非日常的な空間を滑る事ができて楽しかったです。 でも、山頂から下山するには途中、心が折れそうな際どいコースを通らなければならず (下手なのに身の程知らずですよね...) 好きなアーティストの音楽を聴きながら、心を強く持って、転びながら降りてきました。 音楽や詩にはいつも勝手に救われています。 青空の下を滑るのも気持ちがいいですが、音楽の力も相まって、 霧?雪?の中を滑るのはよくできた体験型現代アートの作品以上でした。 (私が大好きな作品、直島のジェームス・タレル「オープン・フィールド」以上でした) 生きていると信じられない様なご褒美がもらえる事がありますね。 素敵な楽曲に出会わなかったら、こんな体験もできなかった筈です。 作者の皆様には勝手に恩を感じております、ありがとうございました。 いつも力をもらってばかりですが、 私もいつか誰かの心に残るような作品を作りたいです。 もう2月ですね、今年はいつも以上に建築に邁進したいと思います。 YO