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土地探し  1     建築家のアドバイス2014.12.25

どんな土地に家を建てるか?

家づくりにとって、それは大きな問題です。僕も20年程前、自邸用の気に入った土地を探すのに大変苦労しました。2,3年を掛け10件以上の物件を見に行きました。

そして、まだ土地が決まっていない方々には,自分だけで決めず,出来るだけ設計事務所の意見を聞くようにとお話しています。それは土地選びに関して、建築家には一般の方々とは違う独自の考え方があるからです。

駅やバス停から近いか。病院や学校は近くにあるか。買い物に便利か。そんな周辺施設との関わりといったロケーションの問題は、建築家でも一般の方でもその判断基準はあまり変わらないでしょう。ただ、敷地の形状、高低さ、地質、法規制、隣地との関係、予算、そんな建築を建てる事に直接関係してくるような問題は、やはり建築家と一般の方ではその判断基準が微妙にずれてきます。

僕が蓼科に建てた山荘は実は兄のものなのですが、土地探しには関わりませんでした。僕が遠方にいて、まだ独立していない事もあり、兄はどこかの会社でログハウスでも建てるつもりでいたからです。僕が独立して設計する事になった時には、土地はすでに決まっていたのです。西と南に道路があるこの角地は、木々の生い茂った周辺の分譲地に比べ広々として、開けた明るい土地に見えます。そんな土地に兄は魅力を感じました。しかし、僕の見方はまったく逆でした。2方向の道路から覗かれる、プライバシーを確保しずらい好ましくない土地。そう思えたのです。でも、もう後の祭りです。西側には長いRC壁を建て、南側の道路境界には工事で出た残土で小さな築山を作り、プライバシーを確保しました。どんな土地でもそれなりの解決策は必ずあります。ただ、土地探しからアドバイスしていたら、もっと良いものが出来た。そんな風に思えてなりませんでした。

今まで幾人かの方の土地選びに関わり、そこで色々なお話をしてきました。今後折に触れ、その一端をお話できればと思っています。

TO

 

 

kuro
クロ2014.12.17

うちのクロです。12歳のおじいさんです。クロはたぶんノラの子供です。そのため人に対して警戒心が強く、臆病です。

12年前うちに来た時、クロはお腹に寄生虫のいる皮膚病持ちのガリガリの子猫でした。親猫を慕うようにジェロに甘えようとして、よく猫パンチをもらっていました。それでも諦めず、押しの強さでジェロに寄り添えるようになりました。寒くなると、ジェロにかぶさるようにして眠っています。

「いつも下になっているジェロが可哀想だ」と、ジェロビイキの妻が2匹を入れ替えますが、しばらくすると、また元に戻っています。 

TO

 

 

jero
ジェロ2014.12.10

うちのジェロです。14歳のおじいさんです。最近耳が遠くなり、音にほとんど反応しません。以前は僕の口笛で犬のように飛んできましたが、今はもう無理です。

14年前、知人が1匹の捨て猫を連れてきました。犬派だった僕は飼うのを断りましたが、その子猫は椅子に座っている僕の膝にヒョイと飛び乗り、くつろいでしまいました。そして、知人が持ってきたトイレ用の砂を何かに敷き詰めると、子猫は待っていたようにそこで用を足したのです。「ちゃんとトイレの躾もされてるよ。」知人のそんな言葉よりも、こんな子猫が今まで我慢して、ちゃんとトイレで用を足す、この事実に僕は甚く感心しました。

「飼い主が見つかるまでは預かるよ。」そう言ってから今日になりました。5.5kgのデブ猫です。

 TO

momiji 017
紅葉が紅葉した。2014.12.04

うちの紅葉〈モミジ〉が紅葉〈コウヨウ〉しました。

ところで、紅葉と書いてモミジと読むようになったのは何故だかご存知でしょうか。

昔、秋に木々の葉が色付く様を「モミツ」と言い、そこから転じて紅葉や黄葉した木々をモミジと呼ぶようになったようです。万葉集ではモミジといえば圧倒的に黄葉を指していたようですが、平安時代以降は紅葉を指すようになり、その中でも特に美しいイロハカエデ〈イロハモミジ〉をモミジと呼ぶようになったようです。色付く木々の代表として、この名前をもらったのです。

僕は設計した建築によくこの木を使います。手入れが簡単ですし、何より立ち姿が美しく、「和」「洋」等、様々な空間に溶け込みます。

気温のせいでしょうか、今年のうちの紅葉は少し赤みが少ないようです。

 TO

 

一級建築士事務所 内川建築設計室 岐阜・愛知・三重を中心に夫婦で建築設計事務所を営んでいます。