う・美しさ (3)

「美しさ」「美」について客観的に語ろうとすると、その領域はあまりに膨大です。

「美」がその対象そのものの中にあるのか、それとも自分の心の中にあるのか、そんな哲学的な問から考え始めなければならないかもしれません。
他にも、宗教における美、道徳における美、歴史における美、人間の容姿における美等々、「美」は芸術以外の様々な分野からも語る事はできるでしょう。
しかし、ハクシキ(薄識)な自分にはとても叶わない事ですし、その根性もありません。そこで最後に昔ある人から聞いた「美」に関する話を一つだけご紹介したいと思います。

「美という漢字は羊と大から出来ている。つまり、昔の人にとって大きな羊(ご馳走)が美しかった。それが美だった。」そんな話でした。
それって、食料が乏しい時代は食べ物が一番美しい....「花より団子」という事になるのでは....ある意味「美しさ」を否定しているような....
それとも、「美しさ」「美」は食糧不足の時代のご馳走に匹敵するくらい大事なもの、そんな意味にもとれるし....

「大きな羊は胃袋に、美しさは心に美味しい栄養素。」
テーマが大きく重いので、軽く標語風にまとめて終わりにします。

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