アグラの上のミケミ 家でひとりで仕事をしていると、ミケミが部屋にやって来ます。 近づけば逃げるくせに、ひとりだと寂しいのでしょう。そして、少し寒いと昔のジェロのように僕の膝の上に乗ってきます。ジェロにしたように椅子の上でアグラを組んで広いスペースを作ってあげると、その上で寝入ってしまいます。ちょっとジェロと違うのは、その寝姿です。アグラを組んだ僕の膝の隙間に顔を半分めり込ませ、そうして気持ち良さそうに眠っているのです。顔が暖かいのか...匂いがいいのか... そのうち、足が痺れてきます。 TO