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リニア・鉄道館2015.05.27

月曜日、幼稚園が振替え休日だったので、息子の予てよりの希望で『リニア・鉄道館』へ家族で行ってきました。

今回で4度目の入館になりますが、息子は嬉々として展示車両に次々と乗り込みます。初めて来た時は、展示車両やジオラマ、運転シュミレーターに夢中だったのですが、この日は、鉄道の仕組みがわかるコーナーや体験学習室、リニア展示室にも興味を示し、4回目にして、ようやく館内を全て廻ることができました。

新幹線よりリニアモーターカーの方が速いと学習した彼は、すっかりリニア贔屓に。館内限定販売のリニアモーターカーの靴下を履いて、「毎日履きたい!」と駄々をこねながら(1足しかありません、、、)幼稚園に通っています。

YO

 

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5月 森のようちえん2015.05.24

5月の森のようちえんに行ってきました。

息子が年中組になり、ようやく母子分離で参加できるようになりました。年少組の時は、泣いて離れなかったのに成長したものです。幼稚園でも4月に年少さんが入ってきて、お兄ちゃんになったんだと自覚ができたのかもしれません。

せっかく森に来たので、先月に続いて遊具の設営のお手伝いをさせて頂きました。お手伝いしていると、ウチにもハンモックが欲しくなりますね。

年中組の子ども達は小川で水遊びをしていました。その様子を遠巻きに見ながら、我が子を観察。公園だと親の出番(介入?)がなにかと多くなりますが、ここでは子ども同士が揉めても、どうやって問題解決していくのか、じっくり見守れます。

子どもの経験(失敗も含めて)を安易に奪ってはならないなと再確認させられる貴重な時間でした。

YO

 

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シロツメグサ2015.05.20

県図書館で本を借りてから、お隣の美術館へ行ってきました。

新緑の頃とあって、葉っぱが生まれて間もない柔らかそうな緑色、この時期が一番好きな季節です。美術館の庭園に大量のシロツメグサが咲いていたので、お花摘みを愉しみました。

YO

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美術館2015.05.16

先日、息子と2人で県美術館へ展覧会を鑑賞してきました。

コレクション展だったので、国内外の著名な現代美術作家の作品を数多く観る事ができました。こういった場合、学芸員の方の解説を聞きながら、一緒に観覧すると理解が深まって良いのですが、子連れだとそれも難しく、今回は自分の勝手な妄想で作品を楽しんできました。(笑)

以前なら、作家の意図を出来るだけ忠実に理解したいと強く思っていたのですが、自分自身、随分変わりました。と言うか、今は変わらざるを得ない状況に置かれています。。。

変わったといえば、今回の展覧会で一番驚いたのが、作品が撮影できるという事でした。

写真は子ども達に人気のあった作品です。見切れていますが、内部も精巧にできたエレベーターが2台並んでいます。『チン』と、音を響かせて、2台の扉が連動して時間差で開いたり、閉じたりする様子に子ども達は釘付けです。『どこへ行くの⁉︎』息子は頻りに聞いてきました。『上かな?下かな?』と、とぼける母に痺れをきらして、学芸員さんの元へ駆けていき『どこに行くんですか?』と、質問していました。その後もずっと離れず鑑賞?観察し続け、さぞやイマジネーションが膨らんだのではないでしょうか。

YO

素朴なコンクリート (9)2015.05.13

鉄筋コンクリート造(RC造)には断熱性の他にもいくつか欠点があります。

クラック等による漏水、中性化による劣化、鉄筋の錆などによる爆裂、結露のし易さ、コンクリート打設不良のリスク等々。これらの欠点は断熱性の悪さも含め、適切な対処によってある程度は克服できます。ただ、現場ごとに手作りで作られるRC造は工期が長く、生産や解体にコストが掛かり、今求められている低炭素化住宅とは間逆な建物といえます。そして、その見た目からコンクリートは石のように半永久的に長持ちするようなイメージを持たれていますが、実際は違います。「コンクリートは50年持つか」そんな議論もされている程です。これは特に高度成長期の劣悪なコンクリートについて言われている事ですが、一般のRC造でもその寿命は決して長くないように思います。実際の建物はそのほとんどが構造の物理的な寿命以前に他の理由で壊されてしまいますので、RC造の物理的な平均寿命もわかっていません。ただ、数千年の石造や理想的な状態なら千年持つであろう木造に比べ、RC造がそれほど長持ちするとはとうてい考えられません。コンクリートの性能を高め500年以上の寿命を持たせる、そんな研究も大手ゼネコンなどでは行われているようですが、今現在の標準的な仕様では、そこまでの長寿命はなかなか期待できないでしょう。

RC造の歴史は浅く、様々な問題を抱えています。こんな構造が将来、建築の主役の一人として長く生き延びていけるのかどうか、今の時点ではわかりません。ただ、現場ごとに手作りでつくられるコンクリートが大変魅力的な材料である事は変わりません。そして、土と石から出来たそんな素朴なコンクリートが、現代建築に大きな影響をもたらした素材である事も、紛れもない事実なのです。

TO

 

素朴なコンクリート (8)2015.05.10

実はコンクリートにはいくつかの欠点があります。

まずお話したいのはその断熱性の低さです。僕の家はローコストで断熱材をほとんど使っていません。そのため、冬の寒さはしんしんと身に凍みこんできます。コンクリートは熱容量が高いため、一度冷え切ったコンクリートはなかなか暖める事が大変です。そのため、冬の日中は日の当たらない北側などでは外よりも寒くなります。ちょうど洞窟の中、氷室の中、そんな感じです。そして、室温を上げても壁そのものが冷え切っていますので、その傍にいると冷輻射によって体がしんしんと冷えるのです。もちろんクライアントの家では断熱材をちゃんと使っていますので、こんな事はないと思います。ただ、コンクリートで快適な環境を確保するためには、その厚い壁の内外にさらに厚く断熱材が必要になってくるのです。

20年ほど前、僕はこの建物を徹底的にローコストに作る事を考えました。もちろん、お金がなかった事が最大の理由ですが、ローコストに作る事自体にも拘ったのです。お金を掛ければ掛ける程、建築はその性能をグレードアップさせる事ができます。ただ掛ければ掛けるほど、その建築の骨格のようなものが贅肉によって隠れてくる事があります。それらをそげ落として、そげ落として、最小限のミニマムな骨格が現れた時、そこに見出される美しさもあるのです。それは安藤忠雄の住吉の長屋や、ロマネスクの傑作ル・トロネ修道院を見ればわかります。そこには建築の究極の美しさの一端を垣間見る事ができるのです。ル・トロネの修道士の平均寿命は30に満たなかったと言います。それは厳しい戒律や修行によるものだったのですが、その石造りの厳しい環境も彼らの命を削っていったと思われます。僕が自邸を作った時は独身で、たった一人この建物に住む予定でした。最小限の物しか持たず、極限までそげ落とした建物に住む、そんな求道者のような生活に少し憧れていたのかもしれません。だから、断熱材も最小限で良かったのです。自分だけの家だから、そんな厳しい環境も味わってみたい…そんな「若気の至り」の結果と言えるかもしれません。

僕の事務所にはRC造を望まれるお客さんがよく来られます。予算的に厳しい方には木造を勧めますが、納得されない方にはローコストのRC造の厳しさをお話します。そして、ほとんどの方が木造を選ばれます。

ローコストのコンクリートの寒さは石造りのように、ほんとうに厳しいのです。

TO

 

恐竜博物館
恐竜博物館2015.05.07

G.Wに恐竜博物館へ行ってきました。

建築物の設計は黒川紀章さんです。エントランスから4層分を一気に抜けるエスカレーターに乗り、まずは最下層の地下へ降ります。地下へ地下へと進んでいく感覚は、恐竜のいた中生代の地質へと掘り進んでいくかのようです。その先に動く恐竜が出迎えてくれるのですが、余りのリアルさに我が子は怖がってしまいました。

実は1ヶ月程前に叔父(私の実兄)に連れられて観た、パニック恐竜映画の印象が強く残ってる様子。終始怖がっていたので、昼食後からはティラノサウルス広場という公園で遊びました。親の思いとは裏腹に公園で生き生きと遊ぶ様子に、近場の公園でも充分だったねと、夫と反省会です。記念に恐竜のフィギアの詰合せを購入して帰路につきました。

何気無く買ったこのフィギア。今、我が家で大活躍中です。主にティラノサウルス。ご飯や歯磨き、就寝の時などにちらつかせると、途端に良い子になってくれます。オバケや親の雷よりティラノサウルスの方がよっぽど恐いようです。

YO

 

 

 

 

素朴なコンクリート (7)2015.05.02

「コンクリート打ち放し」といっても、実は他にも違った雰囲気のものがあります。

土木工事やハウスメーカーの基礎等でよく使われる鋼製型枠には「セパ穴」はありませんし、その表面の質感も違います。また、一昔前までの型枠は普通合板でしたので、ベニヤによっての色違いをおこしてマダラになったり、その表面も今のように滑らかではありませんでした。そして更に昔は合板ではなく、無垢の板がそのまま型枠として使われていました。そのため、板の表面がコンクリートに写り込み魅力的な質感を作っていたのです。今でもその質感に惹かれ、多くの建築家がそれを再現しています。

僕も無垢の杉板を型枠に使った事があります。確かにその質感はなかなか魅力的なものでした。ただ、何故かそこに「うそっぽさ」のようなものを感じてしまったのです。以前コルビュジェの集合住宅を見た時、その屋上で見た荒々しいコンクリートの塊の迫力に、しばらく見入ってしまった事があります。建築そのものの印象は残っていませんが、そのコンクリートの迫力は今でも記憶に残っています。そんな迫力が表面の美しさだけを求めた杉板の化粧型枠には、まったく感じられなかったのです。コンクリート打ち放しの魅力は、現場ごとに作られる構造体の存在感がそのまま表現される、その潔さにあります。表面にだけこだわるのは、コンクリートの本質的な美しさからかけ離れてしまう行為だったのかもしれません。

今までに多くのすばらしい建築に出会ってきました。そして、その中でもコンクリートの素材そのものが深く心に刻まれたものがいくつかあります。コルビュジェのロンシャン、ラ・トゥーレット、丹下健三の東京カテドラル、篠原一男の上原曲り道の家、安藤忠雄の地中美術館。これらの建物の中でコンクリートは、時に緩やかにうねり、原色を塗られ、天井からの光を浴び、白色と対比し、やさしい光に包まれ、自身の素材としての美しさをその内部から浮かびあがらせていました。それは土と石から出来た構造体が、その存在そのものを表出したからこそ発する美しさだったのでしょう。 

TO

 

 

一級建築士事務所 内川建築設計室 岐阜・愛知・三重を中心に夫婦で建築設計事務所を営んでいます。