素朴なコンクリート (1)2015.04.08

コンクリートは鉄とともに現代の建築を成立させた重要な材料です。 粘土と石灰を焼成して出来る粉がセメントです。この粉に水を混ぜると硬く固まります。これに砂を混ぜたものがモルタルです。そして、さらに砂利を混ぜるとコンクリート ...続きを読む

木は重い2015.03.24

木は以外に重いのです。 以前、改装工事をした時、ホワイトアッシュの無垢板のガラス戸を使った事があります。四方に12センチ巾のホワイトアッシュの無垢の框が回り、中は5ミリの板ガラスで、高さ2.2M巾1.2Mの少し大きめの建 ...続きを読む

漆喰の厚み (後編)2015.03.19

最近、いくつかの木造住宅でドイツのプラネットウオールという漆喰を使ってみました。これはプラスターボードにコバウ下地という紙を全面に張り、その上に1~2ミリの漆喰を塗るというものです。 木造はRC造に比べ揺れ等が大きく ...続きを読む

漆喰の厚み (前編)2015.03.17

僕の家の壁と天井はほとんど漆喰塗りです。そのため、猫臭さをかなり軽減してくれているようです。最近ほとんど使われなくなった材料ですが、僕は昔からよくこの素材を使います。 漆喰は猫臭さを軽減するだけでなく、調湿性があるため結 ...続きを読む

妖しい黄金色 (4)2015.03.10

「金」は何故、妖しい虚構性を生み出すのでしょうか。 それはたぶん黄色く光るその輝きのせいでしょう。現実の3次元の物質の世界に使われた時、「金」は表面にその輝きによって通常の影を作りません。現実の襞を作らないのです。3次元 ...続きを読む

妖しい黄金色 (3)2015.03.07

「金色」は現実とかけ離れた虚構性の象徴かもしれません。リアルな描写の中に「金色」を使う事で、現実と虚構の間にギャップが生まれ、そこに「間」のようなものを感じるのかもしれません。 白色の中、過剰なまでに金色を施した「ロマノ ...続きを読む

妖しい黄金色 (2)2015.03.04

「ベルサイユは光と影という感じ。ロマノフはおとぎの国。」そう言った妻の言葉に、なるほどそのとおりと感じました。ただ、「現物を見ると、ロマノフは薄っぺらく感じるんじゃないか。」僕はそう言いました。しかしそれは、ほとんど同じ ...続きを読む

妖しい黄金色 (1)2015.03.01

金はもちろん、金色を建築に使う事はほとんどありません。真鍮の金物や目地棒をデザインの重要な要素として取り入れた事は過去にありますが、今はほとんどなくなりました。 昨日、NHKのロマノフ王朝秘宝伝説という番組で、黄金色に輝 ...続きを読む

本物 (後編)2015.02.27

「ソリッド」なものが僕は好きなようです。表面だけでなく中身まで詰まっている、その感覚が好きなのでしょう。そして、その表面にまとわりつくいくつかの意味の衣を脱ぎ捨て、その物そのものが現れてくる感じが好きなのです。 「裸形の ...続きを読む

本物 (前編)2015.02.24

本物の素材。僕はたまにそんな事を言います。 何が「本物」の素材なのか。別に公に決まってもいませんし、僕自身もきちっと定義している訳でもありません。ただたまにそう言ってしまいます。 無垢の木や金属、石、漆喰、ガラス、コンク ...続きを読む

表現の自由2015.01.21

様々な暗い事件、衝撃的な事件が起きています。色々な思いが沸き起こってきます。それらを語れば,際限がありません。ただ、「表現」に関わる事ですので、この事だけには触れておきたいと思います。 先週、シャルリエブドへのテロで多く ...続きを読む