唐招提寺2015.10.22

昨日、ちょっとした機会に恵まれて奈良の唐招提寺に行ってきました。 唐招提寺は西暦759年に鑑真和上がこの地に戒院を開いた事に始まると伝えられています。鑑真が日本への渡航を何度も繰り返しては失敗し、最後は盲目の身となって日 ...続きを読む

木造の天敵 (6)2015.09.29

ホウ酸塩による木材処理は散布と含浸のふたつの方法があるようです。 つまり、木造の骨組みが出来てから散布する方法と、使用する木材に事前にホウ酸を含浸させる(染み込ませる)方法です。ホウ酸は水溶性のため、雨で簡単に流れてしま ...続きを読む

木造の天敵 (5)2015.09.24

大分間が空いてしまいましたが、もう少しシロアリについてお話したいと思います。 前回までお話してきたのは、主に昔から日本にいたシロアリについてです。しかし近年、アメリカカンザイシロアリという外来種についても、よく耳にするよ ...続きを読む

木造の天敵 (4)2015.09.19

以前、シロアリの食害について調べていた時、静岡県の公営住宅で食害を受けた家屋の倒壊実験が行われたという文章を読んだ事があります。 築40年以上の10棟程度の木造の公営住宅を解体する時、調査の結果、半数がシロアリの食害を受 ...続きを読む

木造の天敵 (3)2015.09.10

シロアリの被害がどれほど恐ろしいものなのか、正直なところ、僕にもわかりません。 阪神大震災の被害調査に関する文章などを見ると、倒壊した建物の多くがシロアリの食害を受けていたという事です。中にはそれが80%以上に上ると書か ...続きを読む

木造の天敵 (2)2015.09.04

最近の木造住宅の多くがそうであるように、僕が設計した木造住宅の基礎は全てベタ基礎です。 つまり、一階の床下は分厚いコンクリートになっているのです。そのため、シロアリが土中より進入するためにはコンクリートの基礎の立上り部分 ...続きを読む

木造の天敵 (1)2015.08.25

「シロアリについてお話します。」そう書きましたので、ちょっと間が空きましたが、知っている事を少し書いてみたいと思います。 白蟻による食害は木造にとって脅威ですが、食害を起こす主な白蟻のうちヤマトシロアリは北海道の一部を除 ...続きを読む

建物の寿命 (6)2015.08.04

木造の構造的な限界年数も、もちろん、はっきりとした事を言う事はできません。1300年の法隆寺は別格としても、日本には多くの古い木造建築が今なお生き続けています。ただ、現代の木造建築がそれらと同様に長持ちするのかは、ちょっ ...続きを読む

建物の寿命 (5)2015.07.30

鉄骨造の構造的な限界年数はどれくらいでしょうか。 これについても、やはり、はっきりとした事は言えません。鉄そのものは水分さへ防げば、半永久的に長持ちします。雨水の浸入を防ぎ、防錆処理が完璧であれば、ALC版などの壁そのも ...続きを読む

建物の寿命 (4)2015.07.15

それでは、RC造の構造的な限界は何年ぐらいなのでしょうか。 結論から言えば、はっきりとした事は言えないという事です。中性化した部分にある鉄筋が錆びるのは、そこに酸素と水分があるからですが、それらがどれだけそこに供給される ...続きを読む

建物の寿命 (3)2015.07.10

前に、「コンクリートは50年持つか。」「500年持つコンクリート」等、コンクリートの耐久性について少し触れた事がありますが、実際RC造は構造的にどれだけ持つのでしょうか。 RC造の構造的な耐久性を語る時、一番良く触れられ ...続きを読む

建物の寿命 (2)2015.07.06

「建物の平均寿命が~年。」と言われる時、それは平均的に建物がどれだけ物理的に長持ちするのか、どれだけ安全に住み続ける事が可能なのか、その年数を表した数字ではありません。構造的に問題がなくても、様々な理由で壊されていく建物 ...続きを読む

建物の寿命 (1)2015.06.26

先日、以前リノベーションを手掛けたお客さんが訪ねて来られました。「妻の実家を改装したいと思っています。また、こんなお話で申し訳ありませんが.....」ほんとうに少し申し訳なさそうにお話になるお客さんに、僕は即座にお答えし ...続きを読む

棟持柱 (3)2015.06.21

伊勢神宮の式年遷宮に関する行事に行った事はありませんが、以前、諏訪大社の御柱祭りを見に行った事があります。神社に建てる17mの巨大なご神木を運ぶその勇壮な祭りの迫力は圧巻でした。本来は神聖な祭りも今では皆が楽しむ「お祭り ...続きを読む

棟持柱 (2)2015.06.17

水平の棟木を支えるテントの支柱のような棟持柱は、室内の中心軸上にあるので、ちょっと邪魔です。そして、大きな建物を建てようとすれば、棟持柱はどんどん大きなものが必要になってきます。そのため、この棟持柱は建築の歴史から少しず ...続きを読む

棟持柱 (1)2015.06.13

国土の三分の二が森林の日本において、木造建築が昔からずっと主役だったのは当然の事といえるでしょう。 もし、数人の仲間で離れ小島に漂着し、そこで家を作る必要に迫られたとしたら.... 石を割って石斧を作り、木の幹や枝を伐採 ...続きを読む

神社2015.06.08

日本建築の歴史は木造建築の歴史です。 木造といっても、何千年も昔の縄文時代は、教科書で習ったような素朴な縦穴式の住居でした。それが弥生時代に入ってから少しづつ家らしい高床式の住居が生まれてきます。そして、6世紀末に大陸か ...続きを読む

「木」について2015.06.02

「コンクリート」について書いていた時、「木」についても書かないと片手落ちだろう、そう思い始めました。 ただ何か書こうと思っても、なかなか書けません。書く事がないのかというと、そうではありません。むしろ多すぎて、どう書いて ...続きを読む