あー明かり (4)2017.09.07

間接照明は雰囲気のある空間を作り出してくれます。ただ、それはどこか「虚飾に満ちた空間」という気がするのです。 間接照明をさんざん使いながらこんな事を言うのもどうかとは思うのですが、それが正直な心の声なのです。 光源からの ...続きを読む

あ ー明かり (3)2017.08.27

僕は素朴な明かり(照明)が好きです。 シンプルなフロアースタンド、壁に取り付いた裸電球、虚飾のないペンダント。 これらの明かりは素朴で、ひょっとすると「チープ」かもしれませんが、「豊か」です。 そんな豊かな光(明かり)に ...続きを読む

あ ー明かり (2)2017.07.24

明かり(照明)は夜の空間を演出する最も強力な装置と言えるかもしれません。 天井から吊るされた1灯の裸電球、壁に取り付けられたアッパーライト、床に置かれたフロアースタンド等々。 それらからの光が夜の空間を劇的に変化させます ...続きを読む

あー明かり(1)2017.07.15

「あいうえお順のコラム」第一回目の「あ」は「明かり」について書いてみます。 「明かり」は建築にとって、とても重要な要素です。 建築を視覚芸術という側面から捉える時、「光」が絶対に欠かせない要素である事は誰にでもわかる事で ...続きを読む

あいうえお順のコラム2017.07.07

筆不精   夫婦揃ってのこの性癖(?)のため、ブログがいつも滞っています。 日々の些細な事を書くのもこの有様なのに、建築について多少なりとも内容のある事を書く等、とても続けられる訳がありませんでした。 最初の頃は頑張って ...続きを読む

法隆寺2015.11.13

「法隆寺金堂壁画 科学調査へ」 そんな記事が昨日の朝日新聞に朝刊の一面トップで出ていました。一面トップにする程の記事なのか、そう訝りながら読み始めましたが、どうも朝日新聞社肝いりのプロジェクトのようです。 66年前の1月 ...続きを読む

唐招提寺2015.10.22

昨日、ちょっとした機会に恵まれて奈良の唐招提寺に行ってきました。 唐招提寺は西暦759年に鑑真和上がこの地に戒院を開いた事に始まると伝えられています。鑑真が日本への渡航を何度も繰り返しては失敗し、最後は盲目の身となって日 ...続きを読む

木造の天敵 (6)2015.09.29

ホウ酸塩による木材処理は散布と含浸のふたつの方法があるようです。 つまり、木造の骨組みが出来てから散布する方法と、使用する木材に事前にホウ酸を含浸させる(染み込ませる)方法です。ホウ酸は水溶性のため、雨で簡単に流れてしま ...続きを読む

木造の天敵 (5)2015.09.24

大分間が空いてしまいましたが、もう少しシロアリについてお話したいと思います。 前回までお話してきたのは、主に昔から日本にいたシロアリについてです。しかし近年、アメリカカンザイシロアリという外来種についても、よく耳にするよ ...続きを読む

木造の天敵 (4)2015.09.19

以前、シロアリの食害について調べていた時、静岡県の公営住宅で食害を受けた家屋の倒壊実験が行われたという文章を読んだ事があります。 築40年以上の10棟程度の木造の公営住宅を解体する時、調査の結果、半数がシロアリの食害を受 ...続きを読む

木造の天敵 (3)2015.09.10

シロアリの被害がどれほど恐ろしいものなのか、正直なところ、僕にもわかりません。 阪神大震災の被害調査に関する文章などを見ると、倒壊した建物の多くがシロアリの食害を受けていたという事です。中にはそれが80%以上に上ると書か ...続きを読む

木造の天敵 (2)2015.09.04

最近の木造住宅の多くがそうであるように、僕が設計した木造住宅の基礎は全てベタ基礎です。 つまり、一階の床下は分厚いコンクリートになっているのです。そのため、シロアリが土中より進入するためにはコンクリートの基礎の立上り部分 ...続きを読む

木造の天敵 (1)2015.08.25

「シロアリについてお話します。」そう書きましたので、ちょっと間が空きましたが、知っている事を少し書いてみたいと思います。 白蟻による食害は木造にとって脅威ですが、食害を起こす主な白蟻のうちヤマトシロアリは北海道の一部を除 ...続きを読む

棟持柱 (3)2015.06.21

伊勢神宮の式年遷宮に関する行事に行った事はありませんが、以前、諏訪大社の御柱祭りを見に行った事があります。神社に建てる17mの巨大なご神木を運ぶその勇壮な祭りの迫力は圧巻でした。本来は神聖な祭りも今では皆が楽しむ「お祭り ...続きを読む

棟持柱 (2)2015.06.17

水平の棟木を支えるテントの支柱のような棟持柱は、室内の中心軸上にあるので、ちょっと邪魔です。そして、大きな建物を建てようとすれば、棟持柱はどんどん大きなものが必要になってきます。そのため、この棟持柱は建築の歴史から少しず ...続きを読む

棟持柱 (1)2015.06.13

国土の三分の二が森林の日本において、木造建築が昔からずっと主役だったのは当然の事といえるでしょう。 もし、数人の仲間で離れ小島に漂着し、そこで家を作る必要に迫られたとしたら.... 石を割って石斧を作り、木の幹や枝を伐採 ...続きを読む

神社2015.06.08

日本建築の歴史は木造建築の歴史です。 木造といっても、何千年も昔の縄文時代は、教科書で習ったような素朴な縦穴式の住居でした。それが弥生時代に入ってから少しづつ家らしい高床式の住居が生まれてきます。そして、6世紀末に大陸か ...続きを読む

「木」について2015.06.02

「コンクリート」について書いていた時、「木」についても書かないと片手落ちだろう、そう思い始めました。 ただ何か書こうと思っても、なかなか書けません。書く事がないのかというと、そうではありません。むしろ多すぎて、どう書いて ...続きを読む